鍼灸のコト

日常から離れて数時間の「リトリート」…少しのお出かけで心と身体のリフレッシュを。

最近目にすることが多い「リトリート」という言葉。ストレス社会を生きる人の新たなリフレッシュの考え方として注目を浴びています。

「リトリート」とは、日常生活から離れ、自然の中に身を置くことや自分と向き合う時間を持つことで心身ともにリフレッシュする…ということで使われているようです。家や近くの公園やカフェなど、いつも行っているような場所では十分に日常から離れることができずリフレッシュするのは難しいもの。少しの時間、いつもの場所、人と離れていつもと違う時間の流れの中で自分自身を見つめ直す…「リトリート」にはそんなメリットがあると言えます。特に非日常の自然や空間は、日々の出来事から心をスッと引き離してくれる、そんな力を持つように感じます。欧米では数日から10日間という時間をとることも珍しくないそうですが、なかなか日本ではそうは行きませんね。

そこで、最近では週末を利用してホテルや地方の民宿などで森林浴やスパ、ヨガなどを組み合わせてリラックスできる時間を提供する取り組みも増えてきています。大流行のお一人様アウトドア、キャンプなども「リトリート」と考えることができそうですね。

鍼灸施術と「リトリート」

長岡京 季Toki

鍼灸施術は、肩こりや腰痛、膝痛など身体の痛みや冷え、不眠、頭痛といった体調不良がある時に受けるものと考える方が多いと思います。しかし、鍼灸は痛みや不調を改善するためだけではなく、身体を労る極上のリラクゼーションとしてもお使いいただけます。特に日本鍼灸は「触れる」ことを大事にしており、お身体の状態を確認しながら触れていくその過程が最高の癒しになると考えています。もちろんそれと同時に身体と心を良い状態に保つ効果を得ることもできます。また、その時間は自分の体の声に耳を傾けて、普段は気にかけることのないちょっとした体の変化に気づくこともでき、自分自身のこれまでの生活を見直すことにもつながります。そして、何より鍼灸を受けるという非日常の時間と空間は身体も心もリフレッシュさせてくれるでしょう。鍼は痛いしお灸は熱い…とお考えの方に、ぜひ一度お試しいただきたい、それが鍼灸「リトリート」です。

施術と組み合わせて…少しのお出かけでリトリート気分を得るために。

鍼灸は60分〜90分程度が施術時間となります。せっかくの自分の為に使う時間ですから少し余裕を持って、施術の前後で自然の移ろいを感じてみるのはいかがでしょうか。

自然でなくても、普段の自分の生活範囲から少し離れた馴染みのない土地を散策するだけでも新しい発見があったり、美味しいものを見つけたりしてリフレッシュできる時間になることと思います。

そのために、施術を受ける場所を選ぶときは“遠すぎない、近すぎない”そんな場所がおすすめです。また同時に行きたい名所や公園、美味しいパン屋さんなど、目当ての場所を見つけておくと良いですね。ただ注意していただきたいのは、鍼灸施術の前後に食事をしたり激しく身体を動かすのは禁物です。ですから静かに自然を愛でる、美しいものを見る、美味しそうなものを見て買って帰る!が最高です。あまり知らない土地の文化に触れるのも楽しみの一つではないでしょうか。

心落ち着く鍼灸施術と自然の移り変わりを身近に感じる時間…

さて、最後に手前味噌ですが…、長岡京 季 鍼灸院のおすすめをご紹介。

当院は家とは違うけれど何か落ち着く場所として、ゆったりとリラックスして鍼灸施術を受けていただく空間と雰囲気づくりをしています。ナチュラルで温かみのあるインテリアと安心していただくためのファッション(白衣は着ていません)。そして目立ちすぎず自然な香り。自分の好きなものばかりですが、来院してくださる方をお迎えする準備をいつも整えています。

想像される鍼灸院とは違う空間と時間…それはリトリートに大事な非日常に繋がるものだと考えています。また、大阪から約30分、京都から約15分程度の距離にあり、院からすぐ近くには自然豊かな長岡天満宮があります。少し足を伸ばせば明智光秀とゆかりの深い勝竜寺城跡などの史跡も多く、散策にはちょうど良い場所となっています。

この土地で開院することを考えた時からこのことをイメージして院内の仕上げにもこだわってきました。

ぜひ、一度「鍼灸リトリート」でリフレッシュ、お試しください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。